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 総合病院取手協同病院院長の椎貝達夫先生のグル−プは第29回日
本腎臓学会東部学術大会で、シャンピニオンエキスの有効性を報告 しておられますし、東京女子医科大学医学部附属腎臓病総合医療セ
ンタ−教授の二瓶宏先生のグル−プも上記と同じ成分を含有する製 品について臨床試験され、有効であるとの結論を得たと第42回日本
腎臓学会学術総会において報告しておられます。海外では、ニュ− ヨ−ク州立大学のフリ−ドマン先生が1999年8月にエジンバラで行われた国際人工臓器学会において慢性腎不全の進行抑制に有効であると述べておられます。この国際学会には佐中孜先生も出席され、
有効例を紹介しておられました。これらの報告については参考文献として、本文の最後に列挙しておきました。
ちなみに、椎貝達夫先生のグル−プは、クレアチニンクリアランスで10ml/min以下の慢性腎不全患者さん16名にシャンピニオンエキ
スを使用し、進行抑制効果を検討したところ、慢性糸球体腎炎を原の病気とする慢性腎不全患者12例中6例で、クレアチニンクリアランスでみた進行が統計学的に有意に遅延していたと述べておられます。しかも、有効と判定された患者の血液を詳しく調べると、実態
は明らかではないが、4種類の物質の減少が確認されたとの興味深 い成績も発表しておられます。 しかし、有効と結論づけるには、もっと沢山の臨床経験が必要ですし、でんぷん製品を使用したできるだけ厳密な食事療法を実施し、クレメジンもきちんと服用したうえで、シャンピニオンエキスを飲むことが大切で、いい加滅な治療をしていてシャンピニオンパワーに頼っても満足すべき効果は期待できないので、この点をよくわきまえてシャンピニオンエキスを飲むようにしなくてはいけませんと本小冊子の監修者で、本製品の臨床効果を注意深く観察してきている佐中先生は語っておられます。 |
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